出版社内容情報
老後を安心して豊かに暮らすには、低年金の予防方法、年金を増やす仕組みを基礎から理解することが重要であり、基本的な年金リテラシーが不足している実態や諸課題を解明。
内容説明
幸せな老後のために、年金について考えてみませんか?
目次
序章 幸福になるにはどのような年金制度がよいか―人生100年時代の年金制度と年金リテラシーの諸課題
第1部 幸福度の要因分析―年金・保険・奨学金と幸福度(年金・老後経済不安と幸福度;共済・保険と幸福度;奨学金と幸福度;家族内の仕送り・生活資金援助の分析)
第2部 年金リテラシーの研究―年金知識不足と低年金・老後生活資金不足のリスク(新型コロナ問題と年金リテラシー不足・低年金リスク;イデコと老後の年金格差拡大;年金知識不足の人々の特徴;繰下げ受給の年金知識不足―なぜ70歳年金受給は少ないのか、どのような人々が70歳を超えても高齢就労しているのか)
終章 幸福な年金制度の設計に向けて
著者等紹介
佐々木一郎[ササキイチロウ]
同志社大学商学部教授。山口大学経済学部卒業。神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。博士(経営学)。京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻博士後期課程修了。博士(社会健康医学)。専攻:経営学、年金論、保険論、健康医学。兼任:慶應義塾大学経済学部訪問教授。京都大学大学院医学研究科医療経済学分野客員研究員。委員等:厚生労働省社会保障審議会臨時委員、年金綜合研究所主任研究員等を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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