内容説明
ESGについての基本事項から、開示に際して参考にすべき基準の概要や比較、開示に向けたプロセス、今後の動向まで、実際の開示例を盛り込みわかりやすく解説。
目次
第1章 企業がESG情報を開示する意義とは?(ESG投資はもはや単なるブームではない;企業に求められるESGに関する対応とは?)
第2章 ESG情報の開示はTCFDなどの開示基準を参考に(ESG情報の開示に関する法令や枠組みは?;ESG情報の開示基準とは?;ESG情報開示基準の概要と比較;ESG情報開示基準の利用状況は?;開示基準に対応する際のポイント)
第3章 ESG情報の開示までのプロセス(ESG情報の開示に関する理解と体制の整備;ビジネスモデルとESGはどう関係するのか;マテリアリティを特定して経営戦略にESGを組み込む;KPIの設定;開示から対話へ;ガバナンス体制を整備する;シナリオ分析についての検討)
第4章 ESG情報の開示に関する動向と課題(ESG情報開示基準が統一に向かっている?;国・地域におけるESG情報開示に関する動き;想定される開示の拡充と残された課題にどう対応するか)
著者等紹介
藤野大輝[フジノダイキ]
株式会社大和総研金融調査部制度調節課兼SDGsコンサルティング室。2017年東京大学経済学部卒業。同年4月、大和総研入社。日本証券アナリスト協会検定会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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