内容説明
2000年以降の中国をとりあげ、その凄まじい成長ぶりや問題点を体系的に考察。とりわけ、中国経済と社会の新しい変化に焦点を当てており、現代中国を理解するための必読書。
目次
現代中国の経済と社会の歩み
第1部 現代中国の経済と社会の「光」(「引進来」の政策転換と日本企業の対応;「走出去」の政策推進と中国企業の世界進出;「双十一」:熱狂的なネット通販 ほか)
第2部 現代中国の経済と社会の「影」(中国の技術移転政策と知的財産権問題;「○○族」たち―社会構造の問題で生み出された新たな弱者集団;翻弄される中国の出稼ぎ農民たち)
第3部 米中競合のなかの中国経済と企業(米中貿易「戦争」の本質:中国経済の「グローバル化」;米中ハイテク覇権争いのなかの中国企業;グローバリゼーションの功罪)
結び:中国の経済、社会と日本
著者等紹介
竇少杰[トウショウケツ]
立命館大学経営学部講師。博士(産業関係学)(同志社大学)。2009年同志社大学大学院社会学研究科産業関係学専攻博士後期課程修了。同志社大学技術・企業・国際競争力研究センター特別研究員を経て、2014年から現職
横井和彦[ヨコイカズヒコ]
同志社大学経済学部・大学院経済学研究科教授。博士(経済学)(同志社大学)。同志社大学経済学部助手、専任講師、准教授を経て、2014年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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