内容説明
90年代、“失われた10年”と呼ばれるほどに国際競争力が低下していた日本の製造業にようやく明るい兆しが見えてきた。国内経済に翳りが見えたときこそ、モノづくりへの回帰が重要な処方箋であることが明確に示されることになった。本書は、日本におけるモノづくり経営とそれをサポートする情報ネットワークの役割について、基礎から応用、そして最新の動向までコンパクトにまとめる。
目次
第1部 21世紀のモノづくり経営の課題と情報ネットワーク(モノづくりの経営環境;情報ネットワーク装備の販売革命 ほか)
第2部 モノづくり経営の要素技術と情報ネットワーク(大量生産はオートメーションから始まった;コンピュータ支援製造(CAM) ほか)
第3部 モノづくり経営の計画・管理(資材所要量計画手法―MRP;必要な時に必要なだけモノづくり―JIT生産 ほか)
第4部 情報ネットワークで変わるモノづくり経営(生産システムのリエンジニアリングとセル生産;設計と生産の統合―コンカレントエンジニアリング ほか)
著者等紹介
松島桂樹[マツシマケイジュ]
武蔵大学経済学部教授、経営情報システム担当。岐阜経済大学経営学部客員教授。昭和23年静岡県出身。昭和46年東京都立大学工学部電気工学科卒、日本アイ・ビー・エム(株)入社、製造業担当営業部門、CIM主任スペシャリスト、エンジニアリング・システム企画担当を経て、平成7年岐阜経済大学経営学部助教授、生産情報システム担当。平成11年経営学博士、平成12年経営学教授、平成13年より現職、平成15年より岐阜経済大学経営学部客員教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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