キャッシュフロー管理会計

伊藤 和憲/香取 徹/松村 広志/渡辺 康夫【著】

中央経済社（1999/03発売）

• サイズ A5判／ページ数 193p／高さ 22cm
• 商品コード 9784502411649
• NDC分類 336.84
• Cコード C3034

内容説明

Ｅｘｃｅｌを用いたシミュレーションによる意思決定の方法を解説。投資の意思決定指標として、ＩＲＲやＮＰＶに代わるＰＩＣを提案。ＰＩＣを選択指標とする意思決定によってＥＶＡ（経済付加価値）が向上することを解説。

目次

第１章　経済性評価の重要性と落し穴
第２章　キャッシュフローによる経済性評価の考え方
第３章　意思決定問題のタイプと判断基準
第４章　短期利益計画とシミュレーション
第５章　資金の時間換算
第６章　キャッシュフローによる投資案の評価と選択
第７章　投資の経済性計算と業績評価

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[手押し戦車]

決算書は貸借対照表、損益計算書、キャッシュフローがある特に大切なのはキャッシュフローの中身が大事。会社はどんなに大きな利益を損益計算書で書かれていても、貸借対照表の売掛金の部分とキャッシュフローを照らし合わせる事で資金繰りが見える。会社とはどんな状態でも現金が動いていると大丈夫！売掛金よりも買掛金のサイクルを長くする事で手元に現金がたくさん残り投資や事業拡大が容易になる。実際、事業で売上があって計算したらキャッシュが多いのは買掛金を増やしている。経営とは運営と資金繰りという縁の下の力持ちが強みを発揮する

2015/06/17

[すずきん]

キャッシュフローかと思いきや、意思決定寄り。 演習がたくさん。学生にはいいかも。

2015/06/24