内容説明
業務委託契約は、近年最もよく使われる契約形態の一つです。今後、AIやIoTによる技術革新が進む中で、業務の効率化やコストの削減のためにアウトソースを利用する機会はますます増えることが予想されます。本書では、業務委託契約の基本となる製造委託に関する契約書と役務提供委託に関する契約書について解説しています。委託者と受託者における検討・交渉・修正等のプロセスをイメージできるように説明し、条項パターンを豊富な掲載しています。第2版では、旧民法における議論に触れながら、改正民法を前提として、全面的に改訂しています。施行後の実務の動向も反映しています。
目次
第1章 業務委託契約の法的性質(業務委託契約とは;委任との関係 ほか)
第2章 業務委託契約における法令の適用(民法;商法 ほか)
第3章 製造委託基本契約の解説(前文;目的 ほか)
第4章 役務提供型の業務委託契約の解説(業務内容;納品・検収 ほか)
著者等紹介
近藤圭介[コンドウケイスケ]
TMI総合法律事務所パートナー弁護士。2005年中央大学法学部卒業。2007年弁護士登録。労働関係全般、M&Aを中心に取り扱う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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