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内容説明
壮大なスケールと膨大な資料で描く文明の歴史と、そこで生まれ、淘汰され、選ばれてきたリーダーシップ。そして、いま求められるリーダーシップとは?選ばなければいけない未来とは?
目次
第1章 人類以前のリーダーシップ
第2章 旧石器時代以降のリーダーシップ
第3章 農耕以降のリーダーシップ
第4章 四大文明の誕生以降のリーダーシップ
第5章 ルネサンス以降のリーダーシップ
第6章 インターネット以降のリーダーシップ
著者等紹介
酒井穣[サカイジョウ]
株式会社リクシス創業者・代表取締役副社長。1972年東京生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。TIAS School for Business and Society経営学修士号(MBA)首席取得。商社にて新規事業開発に従事後、オランダの精密機器メーカーに光学系エンジニアとして転職し、オランダに約9年在住する。帰国後はフリービット株式会社(東証一部)の取締役(人事・長期戦略担当)を経て、2016年、ビジネスパーソンのための仕事と介護の両立支援サービスや人工知能を用いた高齢者支援サービスを提供する株式会社リクシスを共同創業。認定NPO法人カタリバ理事、プロ野球選手会顧問なども兼任。過去には事業構想大学院大学特任教授、新潟薬科大学客員教授なども歴任している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ta_chanko
22
人類誕生以前から現代(AI時代)に至るまでの歴史をたどりながら、時代の中で生まれてきたリーダーシップについて考察した大著。家族型(血縁)→学習型(経験値)→順位型(秩序)→専門型(利害調整)→扇動型(ビジョン)→周辺型(代替案)へ。リーダーシップが進化してきたからといって、古いものが無くなるわけではない。危機に瀕すれば、本能のように古いリーダーシップが甦ってくる。現代(SDGsの時代)は際限のない経済成長というビジョンが見えなくなってきた転換期。今後はどのようなリーダーシップが求められるのか?2022/03/01
Toshi53162606
11
日本人の著者による進化論系の本はあまり良いものがないと思って遠ざけていたのだけど、全くそんなことはないと考えを改めさせられた良書。 巷に溢れる自己啓発書やビジネス本で好意的に取り上げられる諸々の主張に対して、科学的な見地から否定的な見解を述べているのがビジネス書らしくなくて良かった。 内容としては『サピエンス全史』の強化版という感じであり、リーダーシップ論の本というより、自然人類学の本に近い感じではあるけど、進化論を基礎に分野横断的に人類史を再考したものなので、興味深いことに変わりはない。2022/05/01
しゅー
8
★★「自己組織化」とは「あるランダムな状態にある構成要素が、構成要素間に働く相互作用により、自発的に特定の秩序構造を形成する現象」である。本書では、そんな自己組織化に対抗する力としてのリーダーシップを壮大な歴史とともに描く。『サピエンス全史』や『銃・鉄・病原菌』みたいなテイストのビジネス書である。出口治明さんの著作が好きな人にはお薦めだ。2024/12/27
spike
5
タイトルと本のオビから、よくあるビジネス書としてのリーダーシップ論を語る本かと思いきや全く違った。中盤までは世界史を俯瞰的に眺め、終盤=現在とこれからについてはシンギュラリティとその先まで話は突っ走っていく。すごく面白いがついていくのが大変。2023/01/21
中島直人
5
社会の変化に伴い、リーダーシップが及ぶ範囲も拡大してきた。それと共に、新たに求められるリーダーシップの形が生まれてきている。そして現代、なんだけど、問いかけだけで終わってしまった印象強く、最後は少し物足りない。自分で考えなさいということか。2022/02/11
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