内容説明
コンピュータが実用化されて40年余り、現状をふかんすると、さまざまな分野で効果をあげている反面、本当に役に立っているかどうか疑わしい場面も見受けられる。このような状況の中で、「上手に使えない」というグループに対して『なぜそうなるのか』『こういう心構えが必要なんです』という指摘をしたり、「もっと効果を上げたい」というグループに対して『こんな整備が必要なんですよ』とか『こういうアプローチの仕方はどうだろうか』などということを示唆する。
目次
第1章 情報化の現状をふかんする(身近になったコンピュータ;コンピュータの活用でこんなことができる;上手にコンピュータ活用している企業はどのくらいあるのだろうか;整備されつつある情報化の環境;情報化に取り組んでいる企業の例)
第2章 コンピュータをもっと上手に活用するためのポイント(情報化の時代に求められる事柄の整理;情報化社会への布石あれこれ;上流工程で利用できる「技法」の活用)
第3章 おすすめできるシステム化の方法(目的を明確にするステップ;「現状の把握」と「ユーザ・ニーズの収集」をするステップ;システムを作成するステップ;実現の可能性を検討するステップ)