婚活戦略―商品化する男女と市場の力学

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婚活戦略―商品化する男女と市場の力学

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  • サイズ A5判/ページ数 124p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784502400919
  • NDC分類 367.4
  • Cコード C3034

内容説明

44歳経営学者、婚活にハマる。自身の体験を赤裸々かつ悲喜こもごもに語りつつも、冷静に学者の視点で市場の力学を見つめる。婚活概念の生まれた背景や現状・課題を分析しつつ、婚活に身を投じた実体験をさながら読者が追体験するかのように描くことで、配偶者探しや結婚そのものの是非、これからの婚活ビジネスのあり方を考える。

目次

第1章 婚活概念の誕生と独り歩きの始まり(未婚化・晩婚化の原因;婚活概念の誕生と独り歩き)
第2章 婚活市場の成立と婚活の暴走(お見合いと仲人による結婚の正統化;ロマンティック・マリッジ・イデオロギーと結婚相談所の変化 ほか)
第3章 婚活パーティー―婚活市場で無力化していく私(婚活パーティーを検索してみる;44歳の壁に阻まれる ほか)
第4章 婚活総合サービス企業の利用―商品化される私(入会への勧誘―婚活への魔法をかけられる;会員登録と研修―商品としてラッピングされる ほか)
第5章 あなたのための、婚活戦略(婚活市場の力学―人生を取り戻す婚活女性、商品化される婚活男性;男女それぞれの婚活戦略の可能性 ほか)

著者等紹介

高橋勅徳[タカハシミサノリ]
1974年愛媛県生まれ。1999年神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了。2002年神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了、博士(経営学)。沖縄大学法経学部専任講師(2002‐2003年度)。滋賀大学経済学部准教授(2004‐2008年度)。首都大学東京大学院社会科学研究科准教授(2009年‐2017年度)。東京都立大学大学院経営学研究科准教授(2018年度‐現在)。専攻は企業家研究、ソーシャル・イノベーション論。2009年第4回日本ベンチャー学会清成忠男賞本賞受賞。2019年日本NPO学会第17回日本NPO学会賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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shikada

20
40代研究者が婚活市場に働く力学を調査する一冊。論文や事例の調査にとどまらず、自ら婚活パーティや結婚相談所を利用して現場のリアルを実体験しているところが、文化人類学者のフィールドワークみたいな趣がある。いわく、職場やコミュニティで出会った人物なら関係も長期的で、相手をスペックだけで見ることはないが、婚活市場ではその逆。マッチングに至るまでは人間扱いされず、あくまで「商品」として見られる描写がけっこう残酷だった。婚活サービスは男女をそのスペック(男性は収入、女性は年齢)をもとに徹底的に商品化する。2022/05/20

ステビア

18
中年婚活という地獄2023/06/17

kitten

16
図書館本。これは、巷にある婚活ハウツーとは全く違う。学者である著者が、自らの経験を通じて婚活とは何か、どこに問題があるのかを学術的に述べていく、いわば論文である。44歳、年収1000万超、大学教員(准教授)未婚、親との同居なし、趣味はアウトドア。スペックだけ見てるとこれで売れ残るのは意味がわからないな、確かに。高望みしすぎの女性に対して、「現実を見ろ、地に足の着いた婚活を」と説教しても、ほとんど効果が得られない。いやー、私は結婚してるから笑ってられるけど、これ、めちゃくちゃ痛いよ。面白いけど。2023/06/14

まゆまゆ

15
大学で経営学を教える筆者による婚活論と、自らが体験した婚活ビジネスのエッセイのような内容。婚活という言葉の意味が、当初の女性も働きながら結婚生活を楽しむ、というものから、高収入男性をいかにモノにするか、へと変貌を遂げてしまい、今やサービス利用者をいかにつなぎとめるか、に変化している……のか?2022/02/28

あられ

11
いつぞや新聞に載っていて、おもしろそうだと思って読んでみた。婚活総合サービス企業において、男性は商品化され、それを女性が選ぶ。そこで「もっといい人がいるかもしれないシンドローム」に陥りがちになり、晩婚化が進む。なかなか興味深い論調であった。が、著者の体験は失礼ながら、笑ってしまった、かつ、女性って怖い! サイフとしかみない、とか、もっといい人がいるかも、って思うんだ。かように悩むまえに結婚できてよかった、と思いつつ、ゆえに離婚したのかな、とも思う。ま、二度と結婚する予定はない。こりごりである。←結婚。2023/04/24

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