内容説明
本書は、複数の金商法のポイントをわかりやすく解説する。主に大学で学ぶ方を対象に執筆されているが、著者独自の構成により、実務家あるいは公認会計士試験等の受験者にも有用な一冊となっている。第6版では、令和3年金商法改正に対応し、令和4年4月から実施される東証の市場区分の変更をコラムで取り上げるなど、最新の動向をフォロー。重要な判例も取捨選択を行った上で収録しており、この点も、多くの判例評釈を手がける著者ならではの、本書の特徴のひとつである。
目次
第1章 金融・資本市場(証券市場)と金商法
第2章 有価証券とデリバティブ取引・情報開示の意義
第3章 発行市場の規制
第4章 流通市場における継続開示の規制
第5章 株式の大量取得・保有等の規制―企業買収ルール
第6章 不公正取引の規制
第7章 投資勧誘の規制
第8章 金融商品取引業者等の規制
第9章 金融商品取引所の規制
第10章 自主規制と行政監督機関の役割
資料
著者等紹介
松岡啓祐[マツオカケイスケ]
専修大学法科大学院教授。東京都出身。早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学後、1994年専修大学法学部専任講師、助教授を経て、現職。専門は商法、会社法、金融商品取引法。公認会計士試験委員(2012年より企業法を担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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