内容説明
社会民主主義が深く浸透した、長い歴史をもつヨーロッパ諸国では、企業活動そのものに広く社会性が求められている。EUで展開されているカーボン・マネジメントに例をみる“現状”は、企業の社会性の在り方を明確に示している。
目次
第1章 EU(欧州連合)と企業の社会性
第2章 ロイヤル・ダッチ・シェル―スーパー・メジャーの戦略
第3章 スタトイル―ノルウェーにおけるCSR
第4章 ルノー―CSR戦略の国際的展開
第5章 フォルクスワーゲン―共同決定法と資本市場
第6章 レゴ―安全性、高品質
第7章 エアバス―汎欧州企業
終章 展望
著者等紹介
高橋俊夫[タカハシトシオ]
1939年、愛知県名古屋市生まれ、秋田・大仙市(旧大曲)で育つ。明治大学経営学部卒業。同大学院経営学研究科博士課程修了。学位論文「経営経済学方法論争史」(1970年)。明治大学経営学部教授。経営学博士(明治大学)。経営学史、比較経営論(西ヨーロッパ)等担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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