内容説明
格付け機関から公表される情報は本当に正しいのか?誰でも投資できる時代だから知っておきたい、企業を「格付け」するための手順を詳細に解説。近年の会計制度の変革が財務数字にどのように表れているかについても、事例を用いて検証しています。
目次
第1章 企業格付けの概要
第2章 企業倒産の実態
第3章 企業情報の収集
第4章 財務分析の注意点
第5章 倒産予知の実践
第6章 格付けの実践
著者等紹介
白田佳子[シラタヨシコ]
博士(経営学)(筑波大学)。1999年筑波大学博士課程経営・政策科学研究科企業科学専攻修了。1999年博士(経営学)。1971年日本航空(株)国際客室乗務員。帝国データバンク副社長付、中央クーパースアンドライブランドコンサルティング。マネージングアソシエイツ等を経て1996年、筑波技術短期大学助教授。2001年、日本大学経済学部助教授。2002年、日本大学経済学部教授。2005年、芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科教授。2007年、筑波大学大学院ビジネス科学研究科教授。著書に『企業倒産予知モデル』中央経済社(日本経営分析学会賞・日本リスク・プロフェッショナル学会賞)、『企業倒産予知情報の形成』中央経済社(日本リスクマネジメント学会賞)など。日本学術会議連携会員、日本リスクマネジメント学会常任理事、XBRLジャパン客員会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Masa03
0
サブプライムローンに高い投資適格を付与し、批判と非難を受けた格付け会社。昨今も、欧州初の政府債務危機で紙面を定期的に騒がせているが、その内側でどんなことをしているのか、ということを解説した本。 投資適格か否か、という点をアルファベットで表現する手法は、企業の経営の見通しを「見える化」していて非常に画期的であるとは思うけれど、あくまで“目安”であることを忘れてはいけない、ということを本書を読んで強く感じた。2012/01/16
Degawa
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3/5 手形を多用する日本ではキャッシュフローだけを見ていてもわからない。本業以外の有価証券を保有していることがほとんどない米国の会社は、本業に係るキャッシュフローだけを見ていれば良いが、日本はそうではないなど、国によって慣行がだいぶ違うのだなと言うところが面白かった2013/05/13
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