内容説明
昨今、会社による不正・不祥事や違法行為が連日のように報道され、業務停止や廃業にまで追い込まれる企業が続出しています。これは経営者や経営幹部が「公・正・清・敬」をないがしろにし、「私・邪・濁・傲」に片寄った経営を行った結果ではないでしょうか。本書は、会社としての究極の目的である「永続発展」を続けるために、創業200年超企業を事例として取り上げ、永続企業に共通する経営理念や経営手法についてわかりやすく解説します。
目次
第1章 強かった20世紀の日本企業
第2章 競争力を弱めたバブル時代
第3章 永続発展を目指す経営者の心得
第4章 先哲を訪ねて
第5章 賞賛に値する創業200年超の会社
第6章 200年後も通用する「社是」「経営理念」
著者等紹介
佐々木直[ササキタダシ]
昭和21年長崎市生まれ。昭和45年長崎大学卒業後、日本オリベッティ株式会社、株式会社TKCを経て平成9年ハートランド総研を創立し、代表に就任。現在、経営コンサルタント、社会教育家、として活躍中。古典経営研究所所長、経営理念研究所所長、活学塾塾長、古典をベースにしたビジネススクール「ハートフル・ビジネスカレッジ」理事長、全国組織である「古典学習陶冶会」(古典を学び人格を形成し社会に広め伝えていく会)会長。古典を柱にすえた経営理念の研究では日本の第一人者であり、経営理念を古典(先人・先哲の教えや言葉)に求める講義(特に「会社の永続発展・200年構想講座」等)には定評がある。みらいコンサルティング(株)等数社の顧問を勤める。また、上場会社をはじめ7,000社を超える中堅・中小企業の企業へ指導・幹部研修、講演を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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