芥子はミツバチを抱き

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芥子はミツバチを抱き

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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041136065
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

大河内一楼(脚本家)推薦

命の重さが変わるってことを
こんなにも残酷に
切なく描けるなんて


宇垣美里(フリーアナウンサー・女優)推薦

世界から弾かれた子どもたちが
夢見る平和の歪さよ
どうしたらこの子たちを抱きしめて
あげられるのかずっと考えてる


戦争と平和と、すべての銃を持つ子どもたちのためのSF


日本を逃げ出した少年/イェリコは、
戦火を嗤う彼女/リィ・レィと、
戦地で誓う彼/キトと、
戦傷を嘆く彼女/イフティンと、
戦場で踊る彼女/フィロメーナと、
出会った、家族になった。


南アフリカ出身の母と日本人の父を持つ小学生のイェリコは、学校でも家でも居場所が見つけられない。唯一熱中できたのはドローンレースだったが、トルコの大会で起きた爆弾テロ事件の実行犯として疑いをかけられ、ありとあらゆる個人情報をネット上に曝されてしまう――。日本に居られなくなったイェリコは、母の遠縁を名乗るしかめ面の男・マルグッドと共に世界中を巡る旅に出る。そこで出会ったのは、歌声でドローンを制御する〈ミツバチ〉の少年少女たちだった。

内容説明

南アフリカ出身の母と日本人の父を持つ小学生のイェリコは、学校でも家でも居場所が見つけられない。唯一熱中できたのはドローンレースだったが、トルコの大会で起きた爆弾テロ事件の実行犯として疑いをかけられ、ありとあらゆる個人情報をネット上に曝されてしまう―。日本に居られなくなったイェリコは、母の遠縁を名乗るしかめ面の男・マルグッドと共に世界中を巡る旅に出る。そこで出会ったのは、歌声でドローンを制御する“ミツバチ”の少年少女たちだった。

著者等紹介

藍内友紀[アイウチユキ]
2012年にササクラの名義で第5回BOX‐AiR新人賞を受賞、受賞作『緋色のスプーク』でデビュー。2017年に藍内友紀の名義で第5回ハヤカワSFコンテストに応募した「スターダスト・レイン」が最終候補に選ばれ、同作を改題した『星を墜とすボクに降る、ましろの雨』がハヤカワ文庫より刊行される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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rosetta

35
個人的に今年のNo.1だった『天使と石ころ』が良かったので過去作を。これも良かった。共通するのは子供を戦争の道具に使う大人たちの欺瞞。リアリスティックな『天使』と違いこちらはSF。脳を加工し特別なハミングを唄い、コーティングされた日傘でそれを増幅しドローンを操る。表紙からも想像できるがアニメにでもしたらとても映えそう。端正でありながらリーダビリティの良い文体で悲惨な事態を美しく描写する。読みながら『バイオレットエバーガーデン』の絵柄がずっと浮かんでいた。この作家さんがもっと注目されて欲しいなあ2024/10/31

緋莢

19
<鈍色の日傘を持ちドローンを監視する彼らは〝ミツバチ”と呼ばれている。ドローンが雄ミツバチを意味することに対して付けられた渾名だ。>小学三年生の時に、クラスメイトたちが急に「ガイジン」と言い出し、不登校になってしまったイェリコ。世界的なドローンレースに遠隔操作で参加するも、レース中に起こった爆弾テロの疑いをかけられてしまう。ネット上に個人情報をさらされたイェリコは、母の遠縁の親戚のマルグッドと出会い…(続く2023/11/03

ヌーン

5
朱く、悲しい、どうしようもない世界の話でした こんな非情な世界で「戦争をしないと決めている国」だけが無傷でいられると思う?2024/12/23

只今小説熟読中

3
装幀に惹かれました。 所々の描写が美しいのが却って残酷さを際立たせていて、苦しみを傍に読んでいました。 子供は無邪気で、そうあって、そうであって欲しいと願いつつ、何が正しいのか誰にも分からないんだなと思いました。2023/07/27

corriedale_

2
最近のガンダムというか、SFアニメにありそうな"映える"生体兵器とドローン操縦者の少年。仕組まれた紛争、児童人身売買、無人戦闘機と情報制御、平和。退屈で陰気な戦争の無い国として描かれているのが意外。2023/08/15

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