内容説明
これまで、人事管理あるいは人材マネジメント分野に関して、雇用労働者全般を対象に、一律的に捉えた一般理論が検討され、分析結果が明らかにされてきた。しかし今日の知識・情報化社会では、多様な専門職掌の形成と多元的な雇用形態が並存している。本書は、技術経営戦略の転換にともなう人事管理論／人材マネジメント論を展望する。
目次
戦略転換と日本型経営の変容
競争優位性確保と研究開発
研究開発組織の行動科学的分析
研究開発技術者の人事管理
次世代の中核研究・技術者像
評価制度の変遷と課題
評価システムとその運用
人材育成
インセンティブ
マネージング・プロフェッショナル
人材マネジメントの新次元
研究開発と知識生産性
著者等紹介
福谷正信［フクタニマサノブ］
１９４８年生まれ。１９７１年東京理科大学工学部卒業。１９７３年慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了。社会経済生産性本部（旧日本生産性本部）勤務。２００１年立命館アジア太平洋大学アジア太平洋マネジメント学部教授。専攻は人的資源管理、労使関係、経営組織（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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