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自治体病院再生への挑戦―破綻寸前の苦悩のなかで

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  • サイズ A5判/ページ数 225p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502394508
  • NDC分類 498.16
  • Cコード C3034

内容説明

存亡の危機に立つ日本の地域医療。医師不足と経営破綻による緊急事態をどう乗り切るか。医療ジャーナリストが見、聞き、感じた再生への挑戦と苦悩のドキュメント。

目次

合併の前提条件にされた町立病院民営化―人件費削減で経営の健全化を達成(大分県・佐賀関町)
課題残った基幹病院・サテライト方式―重くのしかかる医師確保と経営改善の課題(山形県・置賜地域)
合併で1市に性質の異なる3市立病院―再編協議がまとまらず、独自の運営を決定(岡山県・備前市)
過疎・累積赤字の町の病院が生き返った―公設民営化で病院を再生した国保新大江病院(京都府・大江町)
民間への譲渡で過疎の町に病院が残った―新潟市との合併を前に赤字病院の処理で大英断(新潟県・巻町)
苦闘10数年、県立・市立病院の統合実現―鉄の町から「健康ルネサンス都市」へ新たな挑戦(岩手県・釜石市)
広域医療圏の再編・統合に悩む―合併はしたが病院の再編協議は結論先送り(宮城県・石巻2次医療圏)
なぜ進まない中核病院同士の機能分担―県立病院と市立病院の再編・統合問題が停滞(山形県・酒田市)
医師不足が中核病院の経営に深刻な打撃―公立4病院、過疎化と赤字の中で再編協議にも至らず(石川県・能登北部医療圏)
行財政改革への決意が病院改革にも効果―新計画目標達成で21年度には経常収支の黒字化へ(長崎県・県立3病院)
県中心部で小児救急医療の集約化が難航(徳島県・東部医療圏)
医師引き揚げの波に飲み込まれ存亡の危機(愛知県・高浜市)
国から市への移譲で様変わりの公立病院(奈良県・奈良市)

著者等紹介

杉元順子[スギモトジュンコ]
日本女子大学家政学部卒業。経済記者、旧西ドイツ系商社勤務などを経て、1983年より医学・医療のフリーランス記者。国内外を幅広く取材し、執筆中。企画・監修・司会・講演等にも従事。厚生省「諸外国の医療制度に関する研究」研究班。月刊新医療編集委員。日本医学ジャーナリスト協会副会長、医療ジャーナリスト懇話会世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroshi Horie

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地域医療再生が声高に叫ばれ始めかなりの年月が過ぎましたが、現場の様々な取り組みを取材された2007年の本を図書館で借りて。読後に各地のその後の状況をネットで確認してみると、これがまた興味深い内容でした。2015/10/12

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