内容説明
第3次産業化が進み、流通消費都市としての性格が急速に強まっている現代の日本の大都市のなかで、福岡市の現状と将来を分析した福岡モデルが、日本の大都市の将来を指し示す。
目次
第1編 流通消費都市の時代(流通と都市のかかわり;工業都市から流通消費都市へ;生産・流通・消費の動態)
第2編 流通消費都市の具体像―転機に立つ「元気都市福岡」(卸売流通と流通消費都市の成長と成熟;流通システムと情報システムの進化と今後;都市消費人口の膨張と小売業の盛衰―商都博多の歴史と現在;都市と消費のニュー・フロンティア)
第3編 流通消費都市の未来の輝き(都市形成の主導力は商業からサービス業へ;「アジアの拠点都市」が光り輝くために;われわれは何処から来て何処に行くのか?)
著者等紹介
阿部真也[アベシンヤ]
九州情報大学教授、福岡大学名誉教授。福岡大学商学部教授、商学部長、大学院商学研究科長などを経て、平成17年より現職。日本学術会議第3部会員、第7次福岡市綜合計画(マスタープラン)審議会会長、福岡市大規模小売店舗立地審査会会長、福岡県消費者協会会長(現任)、福岡の歴史と自然をまもる会会長(現任)などを歴任。これまで、福岡市をはじめ九州諸都市の「商業近代化計画」に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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