内容説明
社会保険労務士制度の草創期から、成長期、発展期を経て創設50年に至る飛躍期までの経緯と、その過去で生じた様々なエピソード。初のプロパー会長として奮闘した著者の経験と思い。将来の社労士像を描き、「社労士魂」を伝える、すべての現役社労士、受験者必読の書。
目次
第1編 社会保険労務士制度の源流(社会保険労務士制度の創設;社会保険労務士制度の確立;社会保険労務士制度の発展;社会から広く信頼される社会保険労務士へ)
第2編 源流から大河の流れとなった社労士の仕事(社労士法に基づく業務;社労士業務の「市場化」と「電子申請化」の動き;社労士の知名度・認知度の向上)
第3編 大洋へと向かう社会保険労務士制度(社労士制度と国際化推進の活動;50周年を迎えた社会保険労務士制度;個別的労使紛争と集団的労使紛争に関わる社労士制度の展開;誇り高い社会保険労務士であるために)
補編 奮闘雑記
著者等紹介
大槻哲也[オオツキテツヤ]
1940年8月京都府生まれ。1963年3月明治大学商学部卒業、団体職員(業務課長、総務課長歴任)として十年余勤務後、1973年10月大槻経営労務管理事務所を開設。社会保険労務士法改正に伴い、2003年7月社会保険労務士法人に改組、代表社員(役員)に就任、2016年7月役員退任後、名誉会長に就任。東京地方最低賃金審議会公益代表委員、東京都社会保険労務士会会長、全国社会保険労務士会連合会会長、同最高顧問を歴任し、現在は同連合会名誉会長。2002年4月藍綬褒章、2010年旭日中綬章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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