内容説明
企業をはじめとした組織運営には、当然のことながら“お金”が必要となります。会計やファイナンスはこの“お金”に関することを勉強するもののようだというイメージは持っていても、具体的に何について、どのように考えていくのかは、なかなか見当がつかないというのが本当のところではないでしょうか。本書は、会計やファイナンスをはじめて学ぶ人に、これらの領域では何を学び、それらがどのような場面で活用できるのかについて、おおまかなイメージをもってもらうことを目的として書かれています。とくに、はじめて会計やファイナンスを勉強することになった経営学を学ぼうとする大学1年生を読者として想定しており、経営者の立場からの会計やファイナンスの役立ちについて述べています。
目次
会計、ファイナンスとは
事業投資の意思決定
株式会社とは何か
企業の財政状態:貸借対照表
企業の経営成績:損益計算書
企業の意思決定と会計:財務会計と管理会計
企業の直面するリスク:リスクとリターン
リスクマネジメントとリスクファイナンス
社債の発行と株式の上場
外部からの企業分析:財務諸表分析
株価はどのように決定されるのか
企業の再編
会社は誰のものか
企業の情報開示
著者等紹介
中井透[ナカイトオル]
1988年慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了。広島大学大学院社会科学研究科博士課程修了、博士(マネジメント)。現在、京都産業大学経営学部教授
諏澤吉彦[スザワヨシヒコ]
2005年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了、博士(商学)。現在、京都産業大学経営学部教授
石光裕[イシミツユウ]
2006年神戸大学大学院経営学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、京都産業大学経営学部教授、博士(経営学)神戸大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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