内容説明
プロフェッショナル経営者の実態を豊富な事例紹介と経営者インタビューにより明らかにした、日本の企業経営者必読の書。
目次
第1部 プロフェッショナル経営者の現状(職業として目指すプロフェッショナル経営者の実態とキャリアロールモデル―能力を備え資質を磨く経験の積み重ね;地方の中堅・中小企業における経営人材の現状と課題―オーナー企業の事業承継のあり方に関する考察;バイアウト・ファンドの投資先企業における経営人材のバックグラウンドと成功要因―経営人材ジョブマーケットの現場から ほか)
第2部 プロフェッショナル経営者の登用事例(事業承継案件における事業モデル変革と外部経営人材がもたらすインパクト―ユナイテッド・プレシジョン・テクノロジーズときずなホールディングスの事例 ほか)
第3部 課題と将来展望(日本におけるプロフェッショナル経営者市場の課題と将来展望―アンケート調査結果からの示唆;日本におけるプロフェッショナルCFOの現状と課題―アンケート調査結果からの示唆;インタビュー ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
速読おやじ
12
第1章と最後の座談会が特に興味深かった。プロ経営者の資質として①やり抜く力、②経験から学びとる力、③人が好きであること、④高度なコミュニケーション能力、⑤数字を読む力、⑥環境適応力とあった。座談会でも最後は人間性やコミュニケーション力が決めてとなる発言もあった。日本でもプロ経営者は増えており、若手の予備軍も手ぐすねを引いて機会を待っていると思われる。世の中の経営者の書物にはカッコいいことが書かれていることが多いが、本当の経営者は結構泥臭い。さて、一応経営者としてやってはいるものの、自分に当てはめると・・・2021/01/05