内容説明
まちづくりとは何か。商業学的、社会学的、都市計画的視点から眺め、時にその折衷的なあり方を多重学問的に模索し、まちづくりの全体像を描き出す。
目次
第1部 まちづくりの構造(まちづくりとは(概念)
まちづくりの多様性(構造))
第2部 商業とまちづくり(商業によるまちづくり(商業)
商店街と地域社会のまちづくり(地域) ほか)
第3部 社会的環境とまちづくり(福祉のまちづくり(福祉)
コミュニティビジネスによるまちづくり(CB) ほか)
第4部 都市計画とまちづくり(都市計画によるまちづくり(都計)
交通とまちづくり(交通) ほか)
第5部 まちづくりの将来(これからのまちづくり(将来))
著者等紹介
田中道雄[タナカミチオ]
1947年兵庫県生まれ。1992年吉備国際大学社会学部助教授、教授を経て、2000年大阪学院大学流通科学部教授。2014年大阪学院大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Takateru Imazu
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まちづくり大全 著:田中 道雄 自らが暮らす地域を愛するがゆえに、地域をより良く改善しようとし、そしてその地域の魅力を、自身を持って他の人々に訴えることができるような水準の街に作り上げる。まちづくりとは、まさにそうした日常的な営為にほかならない。 まちづくりを捉える立場にはさまざまなものがある。例えば以下の3つのジャンル分けが挙げられる。商業学的視点、社会学的視点、都市計画的視点である。その把握は、より重層的になされる必要がある。そこでは上記の3つの視点を社会科学の歴史・理論・政策か大局的に眺めるアプ2025/08/06