内容説明
大きな変革期を迎えているわが国で、今、ファクタリングが企業活動の活性化と新型資金調達法として注目されている。また、IT(情報技術)活用の申し子、電子商取引を資金面で強力にバックアップするのもファクタリングである。さらに、今までの実績からベンチャー支援は起業時の資金支援に続き、リスク・マネジメント時代を生き抜く育成策として、ファクタリングが最適なシステムであることがわかってきた。この1冊でわかる!ファクタリングの機能と活用事例!本書はファクタリングの導入にあたって最初に読む必読書である。
目次
第1章 なぜ新手法の資金調達が必要になったのか
第2章 いまなぜ、ファクタリングか
第3章 ファクタリングとはどのような金融サービスか
第4章 ファクタリングの具体的な活用事例
第5章 電子商取引におけるファクタリング
第6章 ファクタリング市場拡大のための課題と発展性
第7章 売掛債権担保融資保証制度活用上の留意点
第8章 ファクタリングで経営はどう変わるか
第9章 ファクタリングとリスクマネジメント
著者等紹介
志村和次郎[シムラカズジロウ]
1961年同志社大学法学部卒業。伊藤忠、ヤマハ発動機を経て、76年経営コンサルタント(中小企業診断士)として独立。有力ベンチャー企業との合弁会社設立のほか、数多くのベンチャー企業支援に携わり、数社の顧問、取締役に就任。97年、パソコンサポート支援業者の全国団体である日本ユースウェア協会の設立に参画、専務理事就任。2001年、ベンチャー支援組織・ニュービジネスブレイン機構(nbbコンソーシアム)の代表理事に就任。日本ベンチャー学会正会員。ファクタリングについては1974年、ヤマハ在任時、オリエントファクター(現UFJビジネスファイナンス)と提携し、漁船の販売金融として、ファクタリングを導入する。以後20社近い企業、支援先への導入・活用とシステム化のコンサルティングにあたる
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