目次
第1章 クラスの「気になる子」だけを気にしていませんか?―周囲が変わればその子も変わる(教育的ニーズの多様化と教育のデザイン;教育における「ユニバーサルデザイン」;子どもを支える3つの柱;個別のかかわりを見直そう;個別のかかわりだけが支援ではない!)
第2章 気になる子を取り巻く子たち4タイプ(問題行動を真似する子―模倣犯タイプ;わざと刺激する子―天敵タイプ;“影”でコントロールする子―“影”の司令塔タイプ;クラスのトラブルを楽しむ子―ギャラリータイプ)
第3章 「周囲」の子から広げる学級づくりケース30(授業編;生活指導編)
著者等紹介
阿部利彦[アベトシヒコ]
星槎大学共生科学部准教授。埼玉県特別支援教育推進委員会副委員長、星槎大学附属発達支援臨床センター長、授業のユニバーサルデザイン研究会湘南支部顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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motoryou
2
ユニバーサルデザインは、「その子」に向けたものではなくて、一人一人の子どもにとって、ということだなぁ。だから、「特別」でもなく、みんなにとっていい、をみんなでつくるプロセス。だから「デザイン」なんですね。いわゆる「その子」だけに注目してしていてもだめ。スキルとマインド、というけれど。マインドに支えられたスキルというべきか、スキルに支えられたマインドというべきか。どっちも、かな。授業だけユニバーサルデザイン、なんてできないから、も日常生活とセットで。まずは、どんな言葉をこちらが使うか。そしてアセスメント。2024/10/19
gongon
1
問題行動を真似する子、わざと刺激する子、影でコントロールする子、クラスのトラブルを楽しむ子という4タイプの気になる子の特徴と対応が載っている。後半はケースごとの対応があり、実用的。「ずるい」→「いいなあ」作戦にはなるほど!っとなった。2018/06/06
いさぽん
1
とても読みやすかった。2016/08/28
Hachi_bee
1
小学校現場事例の紹介が中心だけれど、ケース類型が豊富で保護者にも他校種にも役立ちそう。気になる子の「周囲」のタイプ分けをするという視点と、その子に気を配るというのはよい方策と思いました。UD湘南は例会会場が小田原市役所で大体月に一回の開催らしいです。興味関心をお持ちの近隣の方は参加してみてはどうでしょう? http://udshounan.jimdo.com/2015/03/08
チカコ
0
パラパラっと読んだので、次回は、クラスの子を思い浮かべながら読もうと思います。ケース別に書かれてあるので、対応に役立てたいです。2015/12/26
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