内容説明
年末調整の計算から源泉徴収票と支払調書作成のポイントを解説しています。給与所得控除および基礎控除の額の変更、ひとり親控除の創設等に対応した各種申告書や源泉徴収簿のチェックポイントを解説しています。新型コロナウイルスの影響を受けた場合の納付期限の延長など、源泉所得税の新たな取扱いを解説しています。給与担当者の方が、スムーズに年末調整手続を行えるよう各控除の適否等に係る判定フローを新たに入れました。ベテランの方は、年末調整と法定調書のチェックポイントにより最終チェックができます。
目次
1 年末調整と法定調書
2 年末調整用申告書のチェックポイント
3 年末調整のチェックポイント
4 法定調書のチェックポイント
5 事例で見る年末調整から源泉徴収簿と源泉徴収票の作成例
6 インターネットを利用した法定調書の提出と電子納税
7 令和3年からの給与計算
8 新型コロナウイルスの影響による納期限の延長等
9 年末調整手続のための各種書類のダウンロード
著者等紹介
野末英男[ノズエヒデオ]
東京国税局課税第二部法人課税課課長補佐(源泉所得税担当)、税務大学校総合教育部教授、東京国税局調査部統括国税調査官、内閣府公益認定等委員会企画官、税務署長等を経て、現在税理士
天池健治[アマイケケンジ]
昭和57年、東京国税局配属。資産税、所得税、法人税調査、土地評価、審理事務に従事。平成19年川崎北税務署を最後に退職。同年に税理士登録(東京税理士会所属)。天池健治税理士事務所開設、証券アナリスト協会検定会員、宅地建物取引士、税務会計研究学会会員、社団法人日本租税研究会会員、政治資金監査人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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