内容説明
本書は、商事法講義シリーズ全3巻のうち第3巻である。商法学のうち、講学上、「手形法・小切手法」に相当する部分を取り扱う。決済と有価証券についての総論的説明を置いた後、手形法・小切手法につき、オーソドックスな目次に従い解説をし、その上で、銀行振込、資金移動、電子マネー、暗号資産といった最新の事象に触れている。
目次
第1編 支払決済の意義
第2編 有価証券法総論
第3編 約束手形
第4編 為替手形と小切手
第5編 手形・小切手の電子化と新たな決済制度
第6編 銀行取引と新たな資金決済制度
著者等紹介
松嶋隆弘[マツシマタカヒロ]
日本大学法学部教授・弁護士(みなと協和法律事務所)。日本大学大学院法学研究科博士前期課程修了後、司法修習等を経て、現職。私法学会理事、公認会計士試験委員(企業法)などを歴任。令和元年度会社法改正に関する衆議院法務委員会参考人
大久保拓也[オオクボタクヤ]
日本大学法学部教授、日本大学大学院法学研究科博士後期課程満期退学。日本大学法学部助手・専任講師・准教授を経て、現職。日本空法学会理事、日本登記法学会監事等を歴任。令和元年度会社法改正に関する参議院法務委員会参考人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。