内容説明
本書は、マーケティングの基本的な理論をマスターするとともに、現代市場の今日的なマーケティング問題を取り上げ、実践レベルでのマーケティング戦略の諸相をも明らかにしていこうとする、理論と実践を兼ね備えたマーケティング書である。実際の事例を多く用い、見やすい体裁・構成を施し、分かりやすい言葉使い・説明を心掛けるなど、理解しやすく、読んでもあきのこない作りを意識した。
目次
第1部 ベーシック・ディメンジョン(What’s Marketing?―マーケティングの生成とその体系;マーケティング戦略計画・活動のフレームワーク)
第2部 マネジメント・ディメンジョン(経営戦略のフレームワーク;競争優位のための戦略)
第3部 コンシューマー・ディメンジョン(マーケティングと消費者;消費者行動論 ほか)
第4部 ストラテジー・ディメンジョン(製品戦略;価格戦略 ほか)
第5部 インターフェイス・ディメンジョン(ソーシャル・マーケティング;マーケティング・インターフェイスと今後の展開・課題)
著者等紹介
小木紀親[オギノリチカ]
1968年名古屋市生まれ、1997年慶応義塾大学大学院商学研究科後期博士課程単位取得満期退学。1997年、松山大学経営学部専任講師・助教授。現在、日本福祉大学経済学部経営開発学科助教授。専攻はマーケティング、流通、商学、消費者問題、非営利マーケティング。著書に『消費者問題の展開と対応』(放送大学教育振興会、共著)1998年。『消費者教育』(光生館、共著)1997年。日本消費者教育学会学会賞(研究奨励賞)受賞〈1997年〉
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