内容説明
2021年4月1日以後開始する事業年度の期首から収益認識会計基準が原則適用となります。本書では、この収益認識会計基準について、概要、実務上の影響、そして適用上のポイントについて解説しています。今までにない考え方や耳慣れない用語もあるため、設例を多く用いるとともに、主要項目ごとにこれまでの実務からの変更点を明示しています。第2版では、2020年に改正された収益認識会計基準等を盛り込み、表示および注記について、事例とともに解説しています。また、この改正では、会計処理や適用範囲などについても改正が加えられているため、関連する各章においてアップデートを行っています。さらに、税務上の取扱いについてもわかりやすく解説しています。
目次
第1章 これまでの日本基準における収益認識の取扱いと会計基準開発の経緯
第2章 適用範囲、用語の定義および会計処理の基本となる原則
第3章 収益の認識基準
第4章 収益の額の算定
第5章 特定の状況または取引における取扱い
第6章 重要性等に関する代替的な取扱い
第7章 開示上の取扱い
第8章 適用時期・経過措置
第9章 税務上の取扱い
参考 業種別論点(例)