内容説明
本書は、公認内部監査人(CIA)資格認定試験の受験テキストというコンセプトで書かれています。まず、各Partのテキスト部分を読み、練成問題を解いてください。できなかった問題には印をつけておき、テキストを再読して、できなかった問題を再度解いてみましょう。これを3回繰り返せば、合格レベルに到達できるはずです。今回の改訂は、CIA試験を主催する内部監査人協会(IIA)が2018年3月に公表した、CIA試験のシラバス改訂に完全に準拠しています。
目次
1 内部監査に不可欠な要素(内部監査の基礎(出題比率15%)
IIA属性基準
ガバナンス、リスク・マネジメントおよびコントロール(出題比率35%) ほか)
2 内部監査の実務(内部監査部門の管理(CAEの機能)(出題比率20%)
内部監査業務の計画の策定(出題比率20%)
内部監査業務の実施(出題比率40%) ほか)
3 会計、情報技術およびビジネス・マネジメント・スキル(財務会計;ファイナンス(財務管理)
管理会計 ほか)
資料「内部監査の専門職的実施の国際基準」
著者等紹介
水島正[ミズシマタダシ]
三和銀行(現三菱UFJ銀行)にてバンコク、トロント、ニューヨークの現地法人を経営。1997年、ニューヨーク支店で創設された内部監査部門長SVP。帰国後、主任考査役としてリスクベースの内部監査導入および海外当局折衝を主導。銀行退職後、投資ファンド業界に転じ、ユニゾン・キャピタル株式会社CFO、大和クオンタム・キャピタル株式会社CEO等を歴任後、2015年9月まで、マレーシア最大の政府系投資会社の日本法人PNB Asset Management Japanの代表。現在、株式会社レノバ取締役、ユニゾン・キャピタル株式会社監査役、プロティビティシニアアドバイザー。CIA資格を1999年に取得。一般社団法人金融財政事情研究会主催の金融内部監査人養成講座の代表幹事、日本金融監査協会主催の公認内部監査人(CIA)試験対策セミナーを担当。現在IIA個人会員。認定事業再生士(CTP)。東京大学経済学部卒業、UCLA MBA
衞藤秀三郎[エトウシュウザブロウ]
三和銀行(現三菱UFJ銀行)にて、永年、国内での企業金融業務、海外(ロンドン、ニューヨーク、クアラルンプール)では主に投資銀行業務(資本市場関連、M&Aなど)に従事。応用地質株式会社に転じた後は、地震等自然災害リスクマネジメント、事業継続計画(BCP)推進業務等を経て、同社海外グループ会社の管理運営(J‐SOXおよびIFRS導入、FCPA対応など)を担当。現在は、合同会社エトウ企画を設立し、不動産管理、旅行計画、教育事業を中心に活動中。老久保学園ユリアナ幼稚園専務理事。CIA資格を2002年に取得。千葉商科大学にて公認内部監査人(CIA)受験講座、日本金融監査協会主催の公認内部監査人(CIA)試験対策セミナーを担当。東京大学法学部卒業、ロンドン大学経営大学院(LBS)卒(MSc)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。