内容説明
本書は、現代に視点を置き、歴史的・理論的考察を基礎に、将来の工業経営のパラダイムを探究しようという試みである。換言すれば、国民経済の基本的かつ中核としての製造企業が高度情報化、高度技術化、サーヴィス化・ソフト化、さらにグローカル化といった環境変化に、いかに対応し、より高度な製造企業へと脱皮していくかについて論じたものである。
目次
第1章 生産システムの発展と課題
第2章 人的資源と職務満足
第3章 現代技術革新と研究開発
第4章 現代生産システムのネットワーク化と課題
第5章 「労働の人間化」と日本型作業システム