内容説明
デジタル・ガバメント構想の課題と可能性を検証し(AX:アーキテクチャ・トランスフォーメーション)、データを起点とする働き方の変革の必要性(BX:ビジネスプロセス・トランスフォーメーション)を具体的に解説。また、コロナ禍によって露見した問題等をベースに企業の組織文化の何を変え、何を変えるべきでないか、その勘所を示します(CX:カルチャー・トランスフォーメーション)。さらに、デジタル・トランスフォーメーション(DX)実現のためには、「データ」こそが鍵であり、データの役割、動き方、用い方を多角的に紹介します(DX:データ・トランスフォーメーション)。最終章では、身近になった「マイナンバーカード」の事例をとおして、以上のABCDのトランスフォーメーションの具体化を示します。
目次
1 AX:アーキテクチャ・トランスフォーメーション「物事の構造化・力学モデル化」(ITからDX:平成初頭日本の世界No.1 IT企業;Windows95後のインターネットとiPhone後のモバイル ほか)
2 BX:ビジネスプロセス・トランスフォーメーション(意外と頑張った「年金システム刷新」;業務プロセス変革後:韓国のマネジメント ほか)
3 CX:カルチャー・トランスフォーメーション(直感の力>合理的思考;タテを大事にした上でのヨコ移動 ほか)
4 DX:データ・トランスフォーメーション(デジタル無形固定資産で武装化;DXの人事アーキテクチャ ほか)
5 国のDXとしてのマイナンバー制度(マイナンバー制度の誤解1:最高裁判決と制度設計;マイナンバーの誤解2:マイナンバーとマイナンバーカード ほか)
著者等紹介
立岩優征[タテイワマサユキ]
ワークウェア社会保険労務士法人代表・社会保険労務士。1989年名古屋市立大学経済学部卒業。日本電気株式会社(NEC)入社後主にパーソナルコンピュータの販売促進を行う。1996年立岩経営労務事務所設立後、賃金シミュレーションソフト開発・販売等のデジタル化対応を中心として中堅・中小企業の人事労務管理支援を行い(1999年愛知県社会保険労務士会登録。2007年法人化)、2008年より業界で初めて本格的な海外事業展開。健康保険海外療養費請求の全世界展開を行い、現在に至る。公務として、2001年より愛知県社会保険労務士会電子化委員として業界のデジタル化対応を行い、2021年全国社会保険労務士会連合会デジタル化担当常任理事退任に至るまで、政府のデジタル化関係の複数の協議会・委員会等に参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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