内容説明
今般の債権法改正を大きく１５のテーマにわけ、各章冒頭には改正内容が一目でわかる「実務上のポイント」をまとめ、続いて改正の趣旨や主な改正点、契約実務への影響などを、できるだけやさしく、丁寧に解説しています。明文化された契約の諸原則や定型約款について、債権譲渡・債務引受等に関する改正、債務不履行や契約解除をめぐる多数の修正、「瑕疵」から「契約不適合」責任への転換、消滅時効、動産売買、不動産売買、不動産賃貸借、消費貸借、法定利率、保証、工事請負契約、システム開発契約、さらには登記実務への影響。本書ではすべての企業にとって大切な「契約をめぐる改正ポイント」「契約前後の実務留意点」にとりわけ着目し、上記重要テーマごとに詳しく展開しています。
目次
民法（債権法）改正と契約プロセスの管理の重要性
契約の成立と意思表示
定型約款
債権譲渡・債務引受・契約上の地位移転
債務不履行
契約の解除
消滅時効
動産売買契約
不動産売買契約
不動産賃貸借
消費貸借契約と法定利率
保障責務
工事請負契約
システム開発契約
登記実務
