出版社内容情報
三国間取引に関する定番書籍の改訂版。2020年1月1日から発効する「国際商業会議所のインコタームズ2020」および「日米貿易協定」の発行に伴い、新しい内容を付加。
内容説明
これまでの海外取引においては、商社がその役割を担ってきたが、昨今はメーカー自らが国際取引を行うようになってきた。貿易大国であるわが国の貿易実務にも大きな変化が現れている。本書は、貿易実務を担当する若手・中堅社員向けに、貿易取引の基本から国際取引の英文契約書、貿易書類の事務手続、三国間取引まで、現場で使える貿易取引のAtoZを実際の取引に即して分かりやすく解説するものである。
目次
第1編 貿易実務の基本知識(貿易取引交渉;貿易書類)
第2編 輸出と輸入の基本事務手続(輸出;輸入)
第3編 三国間貿易の完全解説(三国間貿易;仲介貿易取引事例演習;三国間取引代理)
付録
著者等紹介
中矢一虎[ナカヤカズトラ]
1958年大阪生まれ。1981年神戸大学法学部卒業後、住友商事株式会社に入社。会社派遣のフランス留学を経て、パリに6年間、ロンドンに2年間駐在し、主に化学品の貿易取引に携わる。今日まで、欧米・中国・アジア・アフリカ・中東など世界80ヵ国以上を国際取引にて歴訪した経験を持つ。現在、中矢一虎法務事務所(司法書士・行政書士)・リーガルマネジメントLLP・国際法務株式会社等の代表を務め、国際契約書の相談や作成を行う司法書士および行政書士であり、日本貿易振興機構(ジェトロ)貿易実務オンライン講座「英文契約編」の監修も行った。また、大阪市立大学商学部講師、公益財団法人大阪産業局(大阪府・大阪市の公益法人)国際ビジネスセンター(英文契約書)専門アドバイザー、ならびに各種企業や団体が主催する講演会・研修会の講師としても幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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