内容説明
バブル経済崩壊後、日本企業が新しい競争優位を構築するためには、成熟した企業の再活性化が急がれなければならない。本書は、企業が脱成熟化を果し、競争優位を構築するためには、どのような条件や問題解決をしなければならないかを述べようとする試みである。企業の再活性化についての理論的なサーベイに基づいて実証データを分析し、日本企業の再活性化の条件と課題について探る。
目次
第1章 成熟企業の再活性化の必要性
第2章 企業の環境適合概念と再活性化
第3章 競争力構築と戦略的組織
第4章 トップ・マネジメントのリーダーシップと戦略
第5章 戦略形成・実行と組織
第6章 リエンジニアリングを超えた組織内分業体制
第7章 競争力構築に向けたトップ・マネジメントのリーダーシップと諸要因
第8章 日本企業の再活性化とその条件
第9章 企業の再活性化のための戦略的イノベーションの条件と課題
第10章 企業の再活性化と社会的責任