出版社内容情報
知財=知的財産とは、発明、考案、意匠、商標、商号などの「有用な情報」をいうと定義。これら知的財産について会計学の観点から徹底的にわかりやすく説明した大学テキスト。
内容説明
発明、考案、商標、ブランドなど、知的財産について会計学の観点から徹底的にわかりやすく解説!
目次
知的財産の種類
知的財産のビジネスにおける重要性
知的財産の活用と政策
知的財産に関する法律
知的財産に関する現行会計基準
知的財産の評価アプローチと割引計算
知的財産の価値評価モデル(1):インターブランド社モデル
知的財産の価値評価モデル(2):経済産業省モデル
知的財産の価値評価モデル(3):久留米大学モデル
知財会計の展開(1):パーチェス法と持分プーリング法
知財会計の展開(2):のれんの会計
知財会計の展開(3):取得法
むすびにかえて:知財会計の課題と展望
著者等紹介
金田堅太郎[カネタケンタロウ]
1974年、山形県酒田市生まれ。札幌南高校、國學院大學経済学部、早稲田大学大学院商学研究科修士課程を経て、2002年より久留米大学商学部に奉職。現在、久留米大学商学部教授。専門は、財務会計論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アルカリオン
11
p69- 知的財産の公正価値評価方法▽1.コスト・アプローチ:自己創設知的財産にコスト・アプローチを適用することはできない。適用しても意味がない▽2.マーケット・アプローチ:類似する商品の市場価値を参考にするやり方であるが、知的財産には類似する知的財産などというものは基本的に存在しないはずである。特許権がその最たるものであり、類似するものなど存在してはいけない。マーケット・アプローチを適用する余地はない▽3.インカム・アプローチ:付加価値部分を公正価値とする手法であり、知的財産に適用可能。2025/03/09