同一労働同一賃金の基本と実務

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  • サイズ A5判/ページ数 492p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784502330315
  • NDC分類 336.45
  • Cコード C3032

出版社内容情報

法律の成立過程、構造などの基本を概観しつつ、ガイドラインの問題点や企業の現実的対応を微細に検討。裁判例の比較や法律の新旧比較、説明義務チェックリスト等の資料充実。

内容説明

第1部では、日本型雇用システム(及びその変容)や賃金制度といった大きな枠組みの中で今回の改正を概観しつつ、日本版「同一労働同一賃金」法の構造を旧法・改正法の比較で全体的に把握します。第2部では、パートタイム労働者と有期雇用労働者に対する改正法の内容を条文ごとに詳しく解説。各待遇差の不合理性の判断について、裁判例、ガイドラインの解説とともに、実務的視点に基づいた著者の見解を紹介しています。第3部では、派遣労働者に対する不合理な待遇の禁止、派遣先による情報提供義務、派遣元の明示・説明義務など改正法の内容を解説。第4部では、日本版「同一労働同一賃金」に対する企業の具体的な対応方針と、今回の改正が今後の雇用社会に及ぼす影響をまとめています。裁判例の比較、各法律の旧法・改正法比較、説明義務チェックリストや説明書のひな型等の巻末資料も必見です。

目次

第1部 総論(日本版「同一労働同一賃金」法の背景;日本版「同一労働同一賃金」法の構造)
第2部 短時間労働者及び有期雇用労働者の雇用管理の改善等に関する法律(パート・有期法)(総論;不合理な待遇差の禁止(8条) ほか)
第3部 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(派遣法)(派遣法の全体像;不合理な待遇の禁止等(派遣法30条の3、30条の4) ほか)
第4部 実務対応と今後の雇用社会への影響(現時点での実務対応;今後の雇用社会への影響 ほか)

著者等紹介

石嵜信憲[イシザキノブノリ]
石嵜・山中総合法律事務所弁護士。明治大学法学部卒業。1978年弁護士登録。以後、労働事件を経営者側代理人として手がける。現在、経営法曹会議常任幹事

石嵜裕美子[イシザキユミコ]
石嵜・山中総合法律事務所弁護士。慶應義塾大学法学部法律学科卒業、東京大学法科大学院修了。2014年弁護士登録

豊岡啓人[トヨオカヒロト]
石嵜・山中総合法律事務所弁護士。東京大学法学部卒業、同大学法科大学院修了。2017年弁護士登録

松井健祐[マツイケンスケ]
石嵜・山中総合法律事務所弁護士。京都大学法学部卒業、同大学法科大学院修了。2018年弁護士登録

藤森貴大[フジモリタカヒロ]
石嵜・山中総合法律事務所弁護士。一橋大学法学部法律学科卒業、首都大学東京法科大学院修了。2018年弁護士登録

山崎佑輔[ヤマザキユウスケ]
石嵜・山中総合法律事務所弁護士。中央大学法学部法律学科卒業、一橋大学法科大学院退学(予備試験合格のため)。2018年弁護士登録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。