出版社内容情報
CFOは「企業価値の番人」、「企業価値の創造者」といわれる。ガバナンスや財務リテラシー、ESGとそのIRを改善することが企業価値を向上させる方策であるなどを説く。
内容説明
日本企業は、ESGをはじめとする非財務資本の大きな潜在価値を有しているにもかかわらず、資本市場から過小評価されている。それを打破するには、CFOポリシーによるコーポレートガバナンスやROEを軸とする財務リテラシーの向上、ESGの開示と説明の改善が必要である。本書ではROEとESGを同期化する「ROESGモデル」を提言し、そのエビデンスとケースを提示する
目次
第1章 わが国のガバナンス改革と世界の投資家の視座の変遷
第2章 近年の世界の投資家の視座―2018年調査の詳細と2019年調査速報
第3章 不都合な真実―日本企業の保有現金100円は50円
第4章 企業価値を高めるCFOポリシー―財務戦略マップ
第5章 ROE経営とエクイティ・スプレッド
第6章 企業価値創造する投資採択基準(VCIC)
第7章 最適資本構成に依拠した最適配当政策
第8章 CFOの非財務戦略としての「ROESGモデル」の提言
第9章 ROESGモデルの定量的エビデンス
著者等紹介
柳良平[ヤナギリョウヘイ]
博士(経済学)京都大学。エーザイ株式会社専務執行役CFO。早稲田大学大学院会計研究科客員教授。東京証券取引所上場制度整備懇談会委員、経済産業省「伊藤レポート」執筆委員、日本管理会計学会常務理事、米国管理会計士協会常任理事、日本IR学会理事、日本生産性本部経営アカデミー「経営財務コース」委員長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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