内容説明
本書は、経理規程をはじめ会計処理マニュアル、勘定科目処理要領、原価計算規程など20の経理関連規程についてわかりやすく解説しています。各規程ごとに基本的な「考え方」を示したうえで、条文ごとに「キーポイント」を設け、規程作成にあたっての検討事項を具体的に説明しています。また、各編の「実例編」では具体的な規程のサンプルを示しています。第7編~第15編においては、各管理規程に特有の「内部統制上のポイント」と規定の条文との関係を理解しやすいようにわかりやすく紹介しています。第10版では、第9版刊行(2016年)以降に開発された基準(収益認識会計基準、法人税等会計基準、時価算定会計基準等)や改正された基準(税効果会計基準、過年度遡及会計基準等)をフォローしています。さらに、新たに第2編として「会計方針と会計処理マニュアル」を設け、収益認識会計基準の適用による会計方針、業務プロセス等の規程類への影響と対応について詳述しています。
目次
第1部 総論―経理関連規程の考え方・作り方(組織的経営と規程;規程と内部統制制度;経理関連規程の範囲;経理関連規程の形態;経理関連規程の構成要素 ほか)
第2部 経理関連規程の作成(経理規程;会計方針と会計処理マニュアル;勘定科目処理要領;連結決算規程;原価計算規程 ほか)