内容説明
GE社は「ワークアウト・最善実践プログラム」を、イーストマン・コダック社は「プロセス管理原価計算」を、ハーレー・ダビットソン社は「業務簡素化プログラム」を実行して、経営の抜本改革を成し遂げた。ベストセラー『Relevance Lost』の著者が会計を超えてビジネスのクオリティを解き明かす。
目次
第1部 トップダウン式のコントロールの適合性喪失(情報、行動と企業業績;適合性喪失の暗黒時代におけるリモートコントロール経営;リモートコントロール管理の帰結)
第2部 「ボトムアップ・エンパワメント」による適合性再生(競争の命題―過去と現在;長期的顧客関係の確立による即応性の向上;作業者へのパワー賦与と制約条件除去による柔軟性の向上;競争優位のための経営情報;活動基準原価管理―適合性喪失の再現;改善プロセスの是正)
第3部 情報・パワー賦与・社会(経営教育の新フロンティア;修正される情報革命)