出版社内容情報
リース取引固有の会計・税務処理を、貸手・借手の両側面から重点解説。第2版では、IFRS第16号「リース」や、収益認識会計基準(2021年4月より適用)をフォロー。
内容説明
本書は、リース業・リース取引の特性を踏まえて、現行のリース会計の背景にある考え方、リース特有の会計処理等を図表や設例を用いて解説しています。具体的には、リース取引の範囲や分類判定方法のほか、セール・アンド・リースバック取引、転リース取引、協調リース取引、リースの種類ごとの信用リスクといった特徴的な会計処理について取り上げています。また、この第2版では、初版刊行後に公表されたIFRS第16号「リース」や「収益認識に関する会計基準」についてもフォローしています。
目次
第1章 リース業とは(リース取引とは;リース取引の仕組み ほか)
第2章 リース業の会計の特徴(リース取引の会計処理の概要;リース取引の範囲と分類 ほか)
第3章 リース業の会計処理・表示(貸手の会計処理・表示;借手の会計処理・表示)
第4章 リース業に特有の会計上の個別論点(不動産に係るリース取引の会計処理;セール・アンド・リースバック取引の会計処理 ほか)
第5章 リース会社の財務諸表の分析(リース会社で重視される経営指標)