内容説明
事業承継のことで悩んでいる社長とディスカッションをしたいと思いながら、なかなかその一歩が踏み出せない銀行、証券会社、生命保険会社のご担当者、税理士、弁護士、中小企業診断士、コンサルタントの方々のために、豊富な事例と会話例を織り込んで解説した明日からの実践に役立つ本です。事業承継対先は税務対策ばかりでなく経営の承継が大切なこと。社長が事業承継で検討すべき事項。面談に必要な心構えと面談時の話し方。
目次
第1章 事業承継について考える
第2章 社長の心情を理解する
第3章 事業承継対策で検討すべきこと
第4章 提案の心構えと内容
第5章 社長と面談した時にどうするか?
第6章 事業承継対策をサポートする
著者等紹介
半田道[ハンダオサム]
株式会社クロスリンク・アドバイザリー代表取締役。メガバンク勤務。国内法人営業を経験。生命保険会社出向時に中小企業向けに「生命保険を活用した事業承継対策」を提唱し、顧客提案やセミナーを数多く実施。メガバンクの事業承継の専門セクションにて日本橋地区の老舗企業に対して数多くのコンサルティングを実施。研修会社に出向時、地方銀行向けに事業承継の研修を実施。米国系銀行勤務。事業承継と資産運用提案の専門セクションを立ち上げ、部長に就任。銀行内の事業承継のコンサルティング体制・ビジネスモデルを構築。株式会社クロスリンク・アドバイザリーを設立し、代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もりの
3
なりよりも聞くこと。色んな選択肢を示す。長い目で見て支援をする。2019/11/04
Yep!
0
事業承継に関する税務知識の書籍を読んで勉強していますが、いざ社長に話をする時には、いつも緊張しています。 事業承継の話をすると、機嫌が悪くなる社長もいるからです。 そんな時に本の表紙を見て、まさに社長の前で緊張している自分だと思って読みました。 この本には、社長の会社に対する想いや、事業承継対策をしなければ、どんな問題があるのかということについて、わかりやすい解説があり、事業承継の実例や社長に話を切り出す時の会話例も書かれているので、そのまま覚えれば、社長に対して、良いアドバイスができると思います。 2021/01/31