内容説明
薬になる100の植物、精彩な写真とボタニカルイラスト。
目次
セイヨウノコギリソウ
マロニエ
アグリモニー
アルケミラ
ポロネギ
ヨウシュオキナグサ
クマノアシツメクサ
ヒメイチゴノキ
クマコケモモ
アルニカ〔ほか〕
著者等紹介
デュブュイーニュ,ジェラール[デュブュイーニュ,ジェラール] [Dubuigne,G´erard]
植物の力で心と体を癒す「フィトセラピー」と栄養学の専門医師。フィトセラピーの著書多数
クプラン,フランソワ[クプラン,フランソワ] [Couplan,Fran〓ois]
暮らしに役立つ野草の専門家で、40年近くにわたりヨーロッパを中心に野草のワークショップを開催
グロッセ世津子[グロッセセツコ]
植物との関わりを通じて心身を癒す「園芸療法」実践家。みどりのゆび/エコール・グロッセ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
79
黒を背景にした芸術的な美しい写真とボタニカルアート。特徴と利用法、薬効が詳しく書かれている。フランスに自生するハーブがほとんどなので馴染みのない珍しいものが多かった。神秘的でブルーの色合いも美しいニゲラは植えてみたいな。アイビーもハーブなのは知らなかった。豆知識も含め奥深いハーブの世界をじっくり楽しめた。2022/05/08
リコリス
27
黒をバックに細部まで見応えのある美しい写真と効能、利用法、毒性、読み応えのある歴史までまるで魔法薬の本みたい。オリーブの葉を煮詰めた茶剤は高血圧や糖尿病によい、「オランダ人はキャラウェイの種子を食べると記憶力がアップし試験に受かりやすくなると断言している。アーティストからもインスピレーションが湧くという話がきかれる」「肝臓の友」と呼ばれていたチコリの茶剤は糖尿病患者の喉の渇きを鎮める、食虫植物モウセンゴケが咳に効くなど勉強になる。うちにあるオレガノには食欲増進作用があるんだ。ビタミンC豊富なカシス植えたい2021/04/11
凛風(積ん読消化中)
5
これは以前、刺繍のデザインを起こす時の参考に、と買った本。最近、ハーブに目覚めたので、引っ張り出して見た。写真はすごく綺麗。黒地って映えるからね。ただ、図鑑だから、栽培することは考えていない。野山で見つけて、採取することが基本なので、育て方への言及はないし、縮尺を無視してのページいっぱいの写真だと、実物大ではどんな感じかピンと来ない。と、ウダウダ言う割には、気に入っている。やっぱり、写真が綺麗だし、ページ作りも凝っていて楽しい。のんびりステイホームのお供に、パラパラ眺めたい一冊。2020/05/02