内容説明
企業が投資家や債権者など外部のステークホルダー(利害関係者)に対して、財政状態や経営成績を報告するための会計が財務会計である。ステークホルダーにとって、企業が公表する財務諸表は、その意思決定のための重要な情報であり、ステークホルダーが適切な意思決定を行うためには、財務諸表の理解が必要不可欠となる。本書は、会計学を初めて学ぼうとする人達のために、会計学の基礎について図表や例題を用いて平易に書かれたものである。第5版では、収益認識会計基準のほか最新の制度をフォローして改訂している。
目次
財務諸表総論
わが国の企業会計制度
貸借対照表(1):資産
貸借対照表(2):負債
貸借対照表(3):純資産
損益計算書
キャッシュ・フロー計算書
企業集団の会計
税効果会計
財務諸表分析
応用論点