内容説明
本書は、純利益と包括利益の業績指標としての優劣比較を、持続性、予測可能性、投資リスクの評価、価値関連性、利益調整の5つの視点から総合的に実証分析するものである。
目次
第1章 本書の目的と構成
第2章 包括利益と純利益の比較
第3章 包括利益と純利益の利益特性
第4章 包括利益と純利益による投資リスクの評価
第5章 その他の包括利益の個別項目の増分情報内容に関する研究
第6章 包括利益の相対的情報内容と増分情報内容に関する研究
第7章 包括利益と純利益の価値関連性
第8章 包括利益と純利益に関する経営者の利益調整行動
第9章 利益調整行動からみた包括利益と純利益の価値関連性
第10章 結論と展望
著者等紹介
若林公美[ワカバヤシヒロミ]
1995年奈良県立商科大学(現奈良県立大学)商学部卒業。2000年神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了。神戸大学より博士(経営学)の学位を取得。2000年東京国際大学商学部専任講師。2003年東京国際大学商学部助教授。2003年‐2004年ティルブルグ大学客員研究員(新渡戸フェローシップ)。2007年甲南大学経営学部准教授。2009年甲南大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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