子どもをインターナショナルスクールに入れたいと思ったときに読む本

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子どもをインターナショナルスクールに入れたいと思ったときに読む本

  • 著者名:平田久子
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • コスモピア(2013/08発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784864540339
  • NDC分類:376.9

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内容説明

18年にわたって二人の子どもをインターナショナルスクールに通わせた著者が、知られざる多文化集合体の実態を公開する泣き笑い体験記。いいところも困ったところも、ありのままにたっぷりと紹介します。

■インターナショナルスクールを知ろう
グローバル化が急ピッチで進んでいるのに、日本の教育制度では相変わらず暗記ばかり、受験のための勉強、国際的視野が欠落しているなどの不満から、インターナショナルスクールに通わせれば、英語力がつくのはもちろん、考える力、発信力、個性を重んじる意識が養われると思う人は少なくないでしょう。しかし、インターナショナルスクールに関する情報があまりに少ないのは事実。お金はいくらかかるの、親の英語力は、子どもの日本語力はどうなる、入れてはみたものの子どもがもし学校に合わなかったらどうすればいい、そんなこんなの疑問にお答えする体験記です。

■まずはかっちりと基本情報
インターナショナルスクールの構造、年間スケジュールや1日の過ごし方、受験準備などの基礎知識から、親の参加の必要性あれこれ、日本的感覚からは「びっくり」のバースデーパーティーの実態とは。

■インターナショナルスクールの「ほう!」と「ナイス!」
子どもたちの服装、お昼ご飯の風景、先生も親もクラスメートも「褒める」行為の多さとその意味、「自分の頭で考える」学習例など。

■インターナショナルスクールの「ひゃあ!」と「ゆるっ」
各種学校であり少人数制であるがゆえの半端ではない学費の高さ、長い夏休みを過ごさせるためのキャンプやサマースクールの出費、資金集めのパーティーの寄付金の話、入学式もなければ整列も当番もないインターナショナルスクールのゆるゆる感などを紹介。

目次

第1章 まずはかっちりと基本情報
第2章 入るための準備いろいろ
第3章 がんばれ、親!
第4章 インターナショナルスクールの「ほう!」
第5章 インターナショナルスクールの「ナイス!」
第6章 インターナショナルスクールの「ひゃあ!」
第7章 インターナショナルスクールの「ゆるっ」
第8章 そして次なるステップへ
巻末資料 高校進学と大学受験

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しろくま

6
近所にインターナショナルスクールがあるわけではないので参考のために読みました。「やはり、欧米文化圏なんだな~」という感想。印象に残ったのは、インターナショナルスクールに通わせるということは「こどもに教育を受ける権利を放棄させる」ということ。義務教育の放棄になるのですね!通わせるには、親にも覚悟が必要ですね。また、アイデンティティーについて。日本に暮らす日本人ならば、日本人としての自覚や社会常識を身につけておきたいところ。バースデーパーティーや、季節ごとに発足する運動部の話は新鮮でした。2016/11/29

りら

4
図書館。全くそんな余裕のある家庭ではないが、どんな様子なのか興味があって読む。読後感→インターナショナルスクールに行かせなくても、外国語を習得することはできる。自己責任のもとに自己主張できる人間になるにはうってつけと言えるが、日本社会で働くけど語学力をつけさせたいということなら、日本の学校に行っていた方が良さそうだ。外国大学に進学しても外国での就職が保障されるワケでナシ。インターナショナルスクールに行かせるなら、将来のことも考えて、こどもの環境を整えてやらなければならぬ。どっちにしたって、おカネはかかる。2013/11/19

Natsuko Kadokura

3
英語を母語としないハーフの娘がいるので、今後の教育(特に日本語含めた語学学習)については今から考えないといけないと思いダウンロードしました。実際に娘さんと息子さんを通わせた保護者の立場で著者が率直に書かれたているので参考になります。(やっぱり学費はめちゃくちゃ高い……とか、日本人でもしっかり日本語を身につけるにはきちんと勉強させないとダメ、など) 一言付け加えるなら、ちょっと誤字脱字が多いのが気になりました。一応、教育関係の書物なので、その辺はきちんと校正したほうがいいような。2015/07/19

puapua

2
実際に2人のお子様を通わせていた方の著書。生半可な気持ちでは通わせられないなと痛感。また、思った以上に日本語の教育には苦労するみたい。2019/04/08

luckyair

2
インターナショナルスクールについておぼろげなイメージしかなかったので参考になった。生活は全部英語で語学が堪能になり、国際的な感覚も身につく・・・というのは表面的なイメージ。実際は親の英語力や対応力も含めて、なかなか大変そう。パーティや、もちろん学費も。。。一理あるのは子どもの感覚。駐在と違って日本で通わせる場合には、周りは全て日本語の生活。なんで英語の学校に通わなければいけないんだという気持ちになるのは無理もない。高校1年で行うベビープログラムは有意義だと思った。★★★2018/04/04

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