内容説明
格差対策は本当に正しい方向へ進んでいるのか?日本型雇用システムが崩れゆく中、いま向き合うべき格差とは?非正社員をめぐる矛盾や問題を労使自治の観点から読みとく。
目次
第1編 日本型雇用システムと非正社員(非正社員とは何か?;非正社員の実相)
第2編 非正社員をめぐる立法の変遷(私的自治尊重の時代;消極的介入の時代;積極的介入の時代)
第3編 非正社員を理論的・政策的に考える(採用の自由はどこまで制約してよいのか?;法は契約内容にどこまで介入してよいのか?)
第4編 真の格差問題とは(消える非正社員)
ポスト日本型雇用システム時代の格差
著者等紹介
大内伸哉[オオウチシンヤ]
1963年生まれ。1995年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。現在、神戸大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
1
日本型雇用システムと非正社員:非正社員とは何か 非正社員の定義なし 日本型雇用システム 非正社員の実相:非正社員はなぜ増えている なぜ非正社員として働く 非自発的非正社員の不満 非正社員をめぐる立法の変遷 私的自治尊重の時代:司法の動向 学説の動向 消極的介入の時代:格差の社会問題化 積極的介入の時代:2018年の法改正 非正社員を理論的・政策的に考える:採用の自由はどこまで制約してよいのか 法は契約内容にどこまで介入してよいのか 真の格差問題とは:消える非正社員 ポスト日本型雇用システム時代の格差2021/05/17
rara_iuvant
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法律的観点から論じた本。正社員と非正社員という立場で記されており、判例を交えた内容だった。 そこまでガチガチに学者の見解や法律的会社を知りたいと思ったわけではないので、あまり興味を持って読むことはできなかった。2020/09/06