出版社内容情報
非連続な環境変化の中で日本企業が生き残るには「戦略実行力」が必要。バックキャスティング型の戦略策定により常に時代の先を読み、時代にあわせて変革し続けることが重要。
青嶋 稔[アオシマ ミノル]
著・文・その他
内容説明
多くの日本企業において、デジタル時代での新しいビジネスモデルの構築が進められている。デジタル化が進む現在、日本企業に求められるのはビジネスモデルの改革だ。本書で述べてきたような企業は、メガトレンドを読みながら、それに対応するために、自らのビジネスモデルをどのように変革していくかを常に議論している。ビジネスモデルには完成した姿というものはなく、常に時代の変化にあわせて、変革し続けなければならない。バックキャスティング型の戦略策定は、常に時代の先を読み、自らの事業をどのように変革するかを考え続けていくことにほかならない。
目次
第1章 なぜいま戦略実行力か?(不確実性が高まる経営環境;絵に描いた餅に終わる戦略 ほか)
第2章 中期経営計画は本当に必要か?(中期経営計画における問題;戦略実行力を高めるための方向性 ほか)
第3章 戦略策定(ビジョンの策定とそれを具現化する戦略策定;バックキャスティングによる戦略策定 ほか)
第4章 戦略実行力を高めるために求められる機能(リスク管理とルールメイキング;コーポレート本社機能の強化 ほか)
第5章 不確実性の時代に(求められる不確実性への対応;環境変化の把握と対応力 ほか)
著者等紹介
青嶋稔[アオシマミノル]
株式会社野村総合研究所コンサルティング事業本部パートナー。大学時代、製造業に対する経営コンサルタントになることを決め、精密機器メーカーに16年勤務。1988年精密機器メーカーに入社し、大手企業向け営業、米国現地法人における営業マネジメント、営業改革、新規事業開発、M&A、PMI担当マネージャーを歴任。米国より帰国後、2005年野村総合研究所に参画。専門は中期経営計画策定、長期ビジョン策定、M&A戦略、PMI戦略の策定と実行支援、新規事業開発。米国公認会計士。中小企業診断士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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