出版社内容情報
持分プーリング法容認の立場から検討を加えることで、国際的な廃止の流れに一石を投じる。
内容説明
国際化する会計基準はどこへ向かうのか?コンバージェンスの流れに一席を投じる。
目次
持分プーリング法をめぐる議論
第1部 コンバージェンス(企業結合会計基準の背景;同等性評価における企業結合の補完措置と各国対応;企業結合と共同支配)
第2部 共同支配企業の形成(共同支配企業の形成とエンティティ;ジョイント・ベンチャー会計の変遷;建設業ジョイント・ベンチャーの会計指針;共同事業における管理会計情報のフロー)
第3部 共通支配下の取引(共通支配下の取引に関する企業結合会計基準とIFRSの論拠;少数株主持分と基礎概念の論理一貫性;セグメント情報の充実に向けて)
第4部 関連法制とガバナンス(企業再編税制における時価の論点;LLP・LLCの会計問題;敵対的買収が企業のディスクロジャー;情報に与えた影響に関する事例研究;持分プーリング法容認の論拠と今後の対応)
持分プーリング法容認の論拠と今後の対応
著者等紹介
齋藤雅子[サイトウマサコ]
2001年関西学院大学商学部卒業。2003年関西学院大学大学院商学研究科博士課程前期課程修了。修士(商学)。2006年関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得。2006年大阪産業大学経営学部経営学科専任講師。2008年関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程修了。博士(商学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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