出版社内容情報
事業再生の戦略的視点、近年の事業再生型バイアウトの動向などを踏まえ、バイアウト・ファンドによる事業再生支援の実態を豊富な事例と経営者インタビューにより明らかにする。
日本バイアウト研究所[ニホンバイアウトケンキュウジョ]
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内容説明
本書は、これからの事業再生の戦略的視点、事業再生局面におけるバイアウトのプロセス選択、プロフェッショナル経営者の招聘、近年の事業再生型バイアウトの動向などの解説を行ったうえで、バイアウト・ファンドによる事業再生支援の実態を豊富な事例紹介と経営者インタビューにより明らかにした、日本の企業経営者必読の書。2011年に刊行した『事業再生とバイアウト』の待望の続編。
目次
第1部 手法と市場動向(これからの事業再生の戦略的視点とバイアウト・ファンドの活用―再生・バリューアップを強力に推進するパートナーとして;事業再生局面におけるバイアウト―事案に応じた買収プロセスの選択;バイアウト・ファンドによる経営支援とプロフェッショナル経営者の招聘―事業再生投資における特徴と事例;常駐経営人材派遣ファームの必要性と活用場面―ガバナンスにケミストリー(化学反応)を起こし企業を再生する手法
日本における近年の事業再生型バイアウトの動向―地方の中堅・中小企業の活性化に向けて ほか)
第2部 事例と経営者インタビュー(老舗寝具製造販売会社の事業再生型バイアウトの事例―メインバンクとの共同投資による越後ふとんの経営改善;スカイマークの経営破綻と事業再生―定時運航率日本一への軌跡;中国・アジアを軸とした製造業の再生と成長―民事再生からV字回復とグローバル成長を達成したポリマテックの事例;事業モデルの転換によるV字回復とIPOの実現―カチタスの事例;メガネスーパーにおける上場維持型の事業再生事例―ビジネスモデルの変革を通じたステークホルダーの支持獲得プロセス ほか)