出版社内容情報
資産の類型を不動産、自社株式、金融資産の3タイプに分け、それぞれに最適な手法を詳解。平成30年度税制改正をフォローし、民事信託のスキームまで盛り込んだ完全版。
岸田 康雄[キシダ ヤスオ]
著・文・その他
内容説明
企業経営、不動産活用、金融資産運用、生命保険から民事信託まで、すべての分野に横断的な相続対策について、税負担を最小化させる節税手法を中心に詳解します。資産を「自社株式」「不動産」、「金融資産」の3つに分けることで、「企業オーナー」、「地主・不動産オーナー」、「金融資産家」のタイプごとに特有の論点を取り上げています。超富裕層だけでなく、大多数を占める資産2億円までの方々の相続対策についても解説しています。
目次
第1章 資産家のタイプと基本的課題(検討の順序;遺産分割対策 ほか)
第2章 2億円まで共通の相続対策(暦年贈与;自宅に適用すべき小規模宅地等の特例 ほか)
第3章 企業オーナー向け相続対策(企業オーナーの事業承継;親族内承継の方法 ほか)
第4章 地主・不動産オーナー向け相続対策(先祖代々の土地は仲良く引き継ぐべきなのか;土地の評価引下げと生前贈与 ほか)
第5章 金融資産家向け相続対策(金融商品への投資による運用;不動産投資による相続税対策)
著者等紹介
岸田康雄[キシダヤスオ]
国際公認投資アナリスト(日本証券アナリスト協会検定会員)、公認会計士、税理士、中小企業診断士、一級ファイナンシャル・プランニング技能士。経済産業省中小企業庁「事業承継ガイドライン改訂小委員会」委員、日本公認会計士協会中小企業施策調査会「事業承継支援専門部会」委員。一橋大学大学院商学研究科修了(経営学および会計学専攻)。中央青山監査法人(PwC)にて事業会社、都市銀行、証券投資信託等の会計監査および財務デュー・ディリジェンス業務に従事。その後、メリルリンチ日本証券、SMBC日興証券、みずほ証券に在籍し、中小企業オーナーの相続対策から大企業のM&Aまで幅広い組織再編と事業承継をアドバイスした。現在、後継者のための税務顧問、事業承継コンサルティングを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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