出版社内容情報
中小企業を支援する地域金融機関の渉外担当者にとって、M&Aは不可欠の業務知識となっている。本書は、これら渉外担当者が知っておきべきM&Aの知識をわかりやすく解説。
田中 佑児[タナカ ユウジ]
著・文・その他
内容説明
後継者問題を抱える中小企業が増えています。廃業となれば、従業員は職を失い、ひいては地域経済の衰退につながります。この問題を解決する方法にM&Aがあります。中小企業を支援するのは、地方銀行、信用金庫、信用組合などの地域金融機関です。これらの金融機関の渉外担当者にとって、M&Aは不可欠の業務知識となっています。本書では、渉外担当者が知っておくべきM&Aの知識をわかりやすく解説します。
目次
中小企業のM&Aと銀行の役割
売却ニーズの背景
買収ニーズの背景
M&Aのメリット、デメリット
上場会社のM&Aと非上場会社のM&Aの違い
M&Aニーズの発掘と情報の扱い方
M&Aアドバイザーの業界
売り案件の進め方
買主に対するアドバイス業務
売主に対するアドバイス業務〔ほか〕
著者等紹介
田中佑児[タナカユウジ]
株式会社TSKパートナーズ代表取締役。1980年京都大学大学院修士課程数理工学専攻修了後、1980年川崎製鉄(現JFE)入社。制御技術エンジニアとして勤務後、1988年に三井銀行(現三井住友銀行)に転じてM&A業務に従事。中小企業から大企業までさまざまなM&Aに関与。2001年にIT系ベンチャー企業を興したが半年で断念。新光証券(現みずほ証券)で再びM&A業務に従事。上場企業のM&Aを主として手掛ける。2013年に東京都民銀行(現きらぼし銀行)に転じて、M&A部門の立ち上げに従事。M&Aの実績ゼロだった部門を成長させた後、2017年に退職。同年、TSKパートナーズを立ち上げ、中小企業の事業承継・事業育成などを支援している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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